Windowsコマンド虎の巻

sc

scは、サービスに関する設定や確認を行うコマンドです。

解説

scコマンドではサービスの各種情報の表示やサービスの登録、修正、削除などができます。

各機能はサブコマンドによって分かれています。

構文

(構文)サブコマンドが Lock、QueryLock、bootの場合
SC [¥¥マシン名] <サブコマンド> [オプション]

マシン名:ローカルの場合は省略可。 リモートマシンを指定する場合に指定する(例)\\pc01

(構文)サブコマンドが上記以外の場合
SC [¥¥マシン名] <サブコマンド> [サービス名] [オプション]

マシン名:ローカルの場合は省略可。 リモートマシンを指定する場合に指定する(例)\\pc01

sc サブコマンド

【サービスの情報表示】
サブコマンド説明
queryサービスの情報を表示する
queryexサービスの拡張情報を表示する
qcサービスの構成情報を表示する
【サービスの作成/更新/削除】
サブコマンド説明
createサービスを作成する
configサービスの構成を恒久的に変更する
deleteサービスを削除する
【サービスの起動/停止】
サブコマンド説明
startサービスを開始する
stopサービスを停止する
pauseサービスを一時停止する
continue一時停止したサービスを再開する
【サービスの説明文の表示/編集】
サブコマンド説明
qdescriptionサービスの説明文を表示する
descriptionサービスの説明文を編集する
【サービス名とサービス表示名の表示】
サブコマンド説明
GetDisplayNameサービス名からサービス表示名を表示する
GetKeyNameサービス表示名からサービス名を表示する
【サービスのエラー回復に関する設定/照会】
サブコマンド説明
failureサービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を変更する
qfailureサービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を照会する
failureflagサービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを設定する
qfailureflagサービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを照会する
【セキュリティID関連】
サブコマンド説明
showsidサービスSID文字列を表示する
qsidtypeサービスSIDの種類を照会する
sidtypeサービスSIDの種類を設定する
【その他】
サブコマンド説明
EnumDepend指定したサービスに依存しているサービスの一覧を表示する
controlサービスにCONTROLコードを送信する
interrogateサービスに INTERROGATE 制御要求を送信する
managedaccountサービスアカウントの設定をする
qmanagedaccountサービスアカウントの設定を照会をする
preferrednodeサービスの優先 NUMA ノードを設定する
qpreferrednodeサービスの優先 NUMA ノードを照会する
privsサービスの特権を設定する
qprivsサービスの特権を照会する
qprotectionサービスのプロセス保護レベルを照会する
sdsetサービスのセキュリティ記述子を設定する
sdshowサービスのセキュリティ記述子を照会する
triggerinfoサービスを起動するトリガーを設定する
qtriggerinfoサービスを起動するトリガーを照会する
quserserviceユーザサービステンプレートのローカルインスタンスを照会する
boot最後に行われたブートの構成を保存するかどうかを表示する
Lockサービスデータベースをロックする
QueryLockサービスデータベースのロック状況を照会する

サンプル

scコマンドの使い方を確認する

sc

備考

  • scコマンドはサブコマンド毎に機能が分かれていますので、
    各機能の詳細は上記サブコマンドのリンクからたどってください。