convert
convertは、ファイルシステムをFATからNTFSに変更するコマンドです。
解説
ファイルシステムをFATからNTFSに変更します。
実行後は元に戻すことはできないのでご注意ください。
構文
- (構文)
- CONVERT <ドライブ> [オプション]
オプション | 説明 |
---|---|
/FS:NTFS | NTFSに変換する指定 |
/V | 詳細モードで変換する指定 |
/CvtArea:ファイル名 | NTFSシステムファイルのプレースホルダーにするルートディレクトリの連続ファイルを指定する |
/NoSecurity | 変換後は誰でもアクセスが可能になるように指定 |
/X | ボリュームを強制的にマウント解除する |
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
DドライブのファイルシステムをNTFSにする
C:¥>convert D: /FS:NTFS
DドライブのファイルシステムをNTFSにする(詳細モード)
C:¥>convert D: /V /FS:NTFS
詳細モードだと実行中に詳細なメッセージが表示されます。
コマンドのヘルプを表示する
C:¥>convert /?
備考
- convertでファイルシステムを変更しても、保持しているデータは削除されません。
- しかし、念のために実行前にはバックアップをすることをおすすめします。