Windowsコマンド虎の巻

netsh

netshは、各種ネットワーク構成の設定、確認を行うコマンドです。

解説

各機能はコンテキストによって分かれています。

構文

(構文)
netsh [コンテキスト] [サブコンテキスト] [-a エイリアスファイル名]  [-r リモートコンピュータ名] [-u ユーザ名] [-p パスワード | *]  [コマンド | -f スクリプトファイル]

コンテキストによっては上記型式に当てはまらない場合もあります。

netsh コンテキスト

netshコマンドは、コンテキストで操作対象を指定します。

【コンテキスト】
コンテキスト説明
advfirewallファイアウォールのフィルタ・ルールを設定する
branchcacheブランチキャッシュを設定する
bridgeブリッジ設定の更新、確認を行う
dhcpclientDHCPクライアントの設定を行う
dnsclientDNSクライアントの設定を行う
firewallファイアウォールに関する設定を行う
httpHTTPの設定と構成を管理する
interfaceネットワークインターフェースとTCP/IPの設定を行う
ipsecIPsecの設定を行う
lan有線LANの設定を行う
mbnMobileBroadbandNetworkの設定を行う
namespaceDNS名前解決ポリシーテーブルの設定を行う
netioNetworkInputOutputの設定を行う
nlmINetworkListManagerの設定を行う
p2pPeer-to-Peerネットワークの設定を行う
rasリモートアクセスサーバの設定を行う
rpcリモートプロシージャコールの設定を行う
traceネットワークトレースの設定を行う
wcnWindowsConnectNowの設定を行う
wfpWindowsFilteringPlatformの設定を行う
winhttpWindowsHyperTransferProtocolの設定を行う
winsockWindowsSocketsの設定を行う
wlan無線LANの設定を行う
【サブコマンド】
サブコマンド説明
add構成エントリを追加する
delete構成エントリを削除する
dump構成スクリプトを表示する
execスクリプトファイルを実行する
help
?
コマンドの一覧を表示する
set構成情報を設定する
show情報を表示する

サンプル

トップレベルのヘルパーを全て表示する

netsh show helper

構成スクリプトを表示する

netsh dump

netshのコンテキスト、サブコマンド一覧を表示する

netsh help

備考

  • netshコマンドはコンテキスト毎に機能が分かれています。
    各機能の詳細は上記コンテキストのリンクからたどってください。