Windowsコマンド虎の巻

nbtstat

nbtstatは、ネットワークの接続状況を調べるコマンドです。

解説

nbtstatコマンドは、ネットワークの接続状況を調べる事ができます。

IPからマシン名を確認したい場合によく使われます。

構文

(構文)
NBTSTAT [オプション]
【オプション】
オプション説明
-A IPアドレス指定したIPのNetBIOSテーブルを表示する
-a マシン名指定したマシンのNetBIOSテーブルを表示する
-n自身のNetBIOSテーブルを表示する
-cキャッシュしているNetBIOS名とIPアドレスを表示する
-r [秒]ブロードキャストとWINSによって解決した名前を一覧表示する
※秒数を指定すると指定した秒数毎にリロードします。
-RキャッシュしているNetBIOS名をクリアする
-RR名前解放パケットをWINSに送信してから更新を開始する
-s [秒]NetBIOSを使用した通信状態をIPアドレスで表示する
※秒数を指定すると指定した秒数毎にリロードします。
-S [秒]NetBIOSを使用した通信状態をマシン名で表示する
※秒数を指定すると指定した秒数毎にリロードします。

nbtstatのオプションは、大文字/小文字を区別するのでご注意ください。

サンプル

IP「999.999.999.999」のNetBIOSテーブルを参照する

nbtstat -A 999.999.999.999

IPからマシン名を確認したい場合に使えます。

自身のNetBIOSテーブルを参照する

nbtstat -n

3秒ごとにNetBIOSを使用した通信状態を表示する

nbtstat -s 3

終了するには、[Ctrl]+[c]を押します。

5秒ごとに名前解決した情報を表示する

nbtstat -r 5

終了するには、[Ctrl]+[c]を押します。

キャッシュしているNetBIOS名とIPアドレスを表示する

nbtstat -c

備考

  • オプションに数値(秒)を指定すると、指定した秒間隔でコマンドを実行し続けます。

関連項目

  • ipconfig:ネットワークの設定を確認する
  • nbtstat:ネットワークの接続状況を調べる
  • netstat:TCP/IP通信の状況を確認する
  • getmac:MACアドレスを表示する