gpresult
gpresultは、ポリシーの結果セット(RSoP)を表示するコマンドです。
解説
ポリシーの結果セット(RSoP)とは簡単にいうと、パソコンに設定されている情報のことです。(RSoP:Result Set of Policy)
構文
- (構文)
- GPRESULT [オプション]
/R | 概要情報を表示する |
/V | 詳細情報を表示する |
/Z | さらに詳細な情報を表示する |
/S | 接続先名を指定する |
/U [ドメイン\]ユーザ | 接続先のユーザーを指定する (/S オプションと併用) |
/P [パスワード] | 接続先のパスワードを指定する (/S オプションと併用) |
/SCOPE {USER|COMPUTER} | スコープを指定する USER:ユーザ情報 COMPUTER:コンピュータ情報 |
/USER ユーザ名 | 指定したユーザの情報を表示する |
/X ファイル名 | 結果をXML形式でファイルに出力する |
/H ファイル名 | 結果をHTML形式でファイルに出力する |
/F | 同名のファイルが存在する場合は上書きする (/X または /Hと同時に使用) |
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
RSoPの概要情報を表示する
C:¥>gpresult /r
多くの情報が表示されるので、表示内容は実機にてご確認ください。
RSoPの詳細情報を表示する
C:¥>gpresult /v
RSoPのユーザ概要情報を表示する
C:¥>gpresult /r /scope user
RSoPの taroユーザの概要情報を表示する
C:¥>gpresult /r /user taro
RSoP情報をXML形式でファイル「aa.xml」に出力する
C:¥>gpresult /x aa.xml
RSoP情報をHTML形式でファイル「aa.html」に出力する
C:¥>gpresult /h aa.html
備考
- gpresultを実行すると、結果が出力されるまで数秒かかります。
- ファイル出力時、既に同名ファイルが存在する場合は処理が中断します。
中断せずに上書きとしたい場合は、「/F」オプションを併用してください。
関連項目
- systeminfo:システム構成情報を表示する