sort
sortは、テキストファイルの内容をソートして表示するコマンドです。
解説
テキストの内容を行単位でソートします。
ソートの条件として、昇順/降順、ソート対象対象桁などが指定できます。
引数を指定せずにsortコマンドを実行すると対話形式になります。
ソートするデータを入力後、[Ctrl] + [z]を押して[Enter]を押すとソート結果が表示されます。
構文
- (構文)
- SORT [オプション] <ファイル名>
オプション | 説明 |
---|---|
/+n | 指定した桁数以降でソートする |
/M サイズ(KB) | ソートに使用するメモリサイズを指定する ※最小は160KB |
/O ファイル名 | 結果を指定したファイルに出力する |
/R | 降順にソートする |
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
(test.txt)
ab
bb
cb
ca
ac
ba
aa
以下サンプルはこのファイルを例とします。
test.txtファイルの中身をソート(昇順)して表示する
C:¥>sort test.txt
aa
ab
ac
ba
bb
ca
cb
test.txtファイルの中身をソート(降順)して表示する
C:¥>sort /r test.txt
cb
ca
bb
ba
ac
ab
aa
test.txtファイルの中身を2文字目以降でソートして表示する
C:¥>sort /+2 test.txt
ba
ca
aa
cb
bb
ab
ac
test.txtファイルの中身をソート(昇順)した結果をresult.txtに出力する
C:¥>sort /o result.txt test.txt
「dir /b」の結果を降順で表示する
C:¥>dir /b | sort /r