Windowsコマンド虎の巻

cscript

cscriptは、スクリプトファイル(VBScript等)を実行するコマンドです。

解説

スクリプトファイルを実行するには、cscriptコマンドを使用します。
オプションで様々な実行方法を指定できます。

構文

(構文)
CSCRIPT [オプション] <スクリプトファイル名>
【オプション】
オプション説明
/Bメッセージやエラーを表示しない
/Dデバッグを使用可能にする
/E:engineスクリプト実行時にエンジンを使用する
/H:CScriptホストをCScript.exeにする
/H:WScriptホストをWScript.exeにする(既定値)
/I対話モードで実行する(既定値)
/Job:xxxxWSFジョブを実行する
/Logo実行時にロゴを表示する(既定値)
/Nologo実行時にロゴを表示しない
/S指定したオプションを保存する
/T:nnスクリプトの実行最大時間を指定する(秒)
/Xデバッガでスクリプトを実行する
/UコンソールからリダイレクトされたI/OにUnicodeを使用する
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

(test.vbs)

msgbox "こんにちは"

test.vbsを実行する

cscript test.vbs

メッセージやエラーを表示せずtest.vbsを実行する

cscript /b test.vbs

コマンドのヘルプを表示する

cscript /?

備考

  • スクリプトファイルの拡張子は通常 .wsf、.vbs、.js です。

関連項目

  • call:バッチプログラムやラベル呼び出す