arp
arpは、IPアドレスとMACアドレスの対応状況の確認と変更を行うコマンドです。
解説
arpはIPアドレスからMacアドレスを調べるプロトコルです。
arpコマンドを使うと、IPアドレスとMacアドレスの対応表を確認したり、
対応の追加や削除を行うことができます。
コマンド「arp -a」でLAN内のIP一覧を確認することもできます。
構文
- (構文)
- ARP [オプション]
オプション | 説明 |
---|---|
/a | ARPテーブルを表示する |
/d <IP> | ARPテーブルから削除する |
/s <IP> <MAC> | ARPテーブルにIPとMACアドレスの対応を追加する |
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
ARPテーブルを表示する
arp -a
LAN内のIPアドレスとMACアドレスの一覧を確認できます。
IP(999.999.999.999)のARPテーブルを表示する
arp -a 999.999.999.999
ARPテーブルにIPとMACアドレスの対応を追加する
arp -s 999.999.999.999 00-00-00-00-00-00
IP(999.999.999.999)のARPテーブルを削除する
arp -d 999.999.999.999
備考
- ARPは「アープ」と読みます。
- ARPは、Address Resolution Protocolの頭文字を取ったものです。
関連項目
- getmac:MACアドレスを表示する