Windowsコマンド虎の巻

sc failureflag

sc failureflagは、サービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを設定するコマンドです。

構文

(構文)
sc [¥¥マシン名] failureflag <サービス名> <フラグ>
【パラメータ】
パラメータ説明
¥¥マシン名操作対象のマシンを指定する
※省略時はローカルマシンが対象。
サービス名対象サービス名を指定する
フラグサービスがエラーで停止した時に、回復オプションを実行するかどうかを指定する
 0:回復オプションを実行しない
 1:回復オプションを実行する

サンプル

サービス「Power」がエラーで停止した時、回復オプションを実行するように設定する

C:¥>sc failureflag Power 1 [SC] ChangeServiceConfig2 SUCCESS

サービス「Power」がエラーで停止した時、回復オプションを実行しないように設定する

C:¥>sc failureflag Power 0 [SC] ChangeServiceConfig2 SUCCESS

フラグに間違った値を指定した場合

C:¥>sc failureflag Power 3 [SC] ChangeServiceConfig2 FAILED 87: パラメーターが間違っています。

備考

  • sc failureflagコマンドの実行は、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。
  • フラグに0または1以外を指定するとエラーになります。

関連項目

  • sc:サービスに関する設定や確認を行う
  • sc failureflag:サービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを設定する
  • sc qfailureflag:サービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを照会する
  • sc failure:サービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を変更する
  • sc qfailure:サービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を照会する