Windowsコマンド虎の巻

sc failure

sc failureは、サービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を変更するコマンドです。

構文

(構文)
sc [¥¥マシン名] failure <サービス名> [オプション]
【パラメータ】
パラメータ説明
¥¥マシン名操作対象のマシンを指定する
※省略時はローカルマシンが対象。
サービス名対象サービス名を指定する
【オプション】
オプション説明
reset= 値エラーカウントを0にするまでの時間を秒単位で指定する
reboot= 値再起動する前に表示するメッセージを指定する
command= 値エラー発生時に実行するコマンドを指定する
actions= 値動作に対する遅延時間をミリ秒で指定する
 run/ミリ秒 :そのまま実行する
 restart/ミリ秒 :サービスを再起動する
 reboot/ミリ秒 :マシンを再起動する

サンプル

サービス「Tomcat8」のエラー発生時の動作を指定する
(エラーカウント:1分、メッセージ:"Reboot"、再起動の遅延時間:10秒)

sc failure Tomcat8 reset= 60 action= restart/10000 reboot= "Reboot"

備考

  • sc failureコマンドの実行は、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。
  • オプション指定時、=の後ろには必ず半角スペースを入れてください。

関連項目

  • sc:サービスに関する設定や確認を行う
  • sc failure:サービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を変更する
  • sc qfailure:サービスのエラー発生時に行う回復処理の動作を照会する
  • sc failureflag:サービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを設定する
  • sc qfailureflag:サービスのエラー発生時に回復処理を行うかどうかを照会する