Windowsコマンド虎の巻

assoc

assocは、拡張子の関連付けの表示と設定を行うコマンドです。

解説

拡張子と対応するアプリの設定は下図のような仕組みとなっています。
assocコマンドでは、拡張子とファイルタイプの紐づけに関する設定を行います。

ファイルタイプと実行コマンド(アプリのパス)の紐づけは、ftypeコマンドを使用します。

ファイルの関連付けの仕組み

構文

(構文)
ASSOC [.拡張子[=[ファイルタイプ]]]
オプション説明
拡張子設定する拡張子を指定する
(例).txt
ファイルタイプ拡張子に対応させるファイルタイプ(名称)を指定する
(例)txtfile
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

設定されている拡張子との関連付けの一覧を表示する

C:¥>assoc

拡張子「.txt」の関連付けを確認する

C:¥>assoc .txt .txt=txtfile

拡張子「.txt2」とファイルタイプ「txtfile」を関連付けて設定する

C:¥>assoc .txt2=txtfile .txt2=txtfile

拡張子「.txt2」の関連付けを削除する

C:¥>assoc .txt2=

assocコマンドのヘルプを表示する

C:¥>assoc /?

備考

  • ファイルタイプ名は、既に他の拡張子の関連付けで使われているファイルタイプ名でも、
    新規の名称を付けてOKです。
  • ファイルタイプと実行するコマンドの関連付けは、ftypeコマンドで行います。
  • assocで設定した関連付けは、コンソールを閉じた後も有効です。

関連項目

  • ftype:ファイルタイプと実行するコマンドの関連付けの表示と設定を行う