path
pathは、ファイルを検索にいくパスの表示/設定を行うコマンドです。
解説
pathコマンドはパスの確認と設定を行うことができます。
pathコマンドを使って設定した内容は現在使用中のコンソール内でのみ有効なので、
コンソールを閉じると設定した内容は全て無効になります。
パスの設定内容を永続的に保存したい場合は、setxコマンドを使用してください。
構文
- (構文)
- PATH [文字列]
オプション | 説明 |
---|---|
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
パスを表示する
C:¥>path
PATH=C:¥Program Files¥xx~
表示される内容は環境により異なります。
パスをクリアする
path ;
パスの先頭に「C:¥temp」を追加する
path C:¥temp;%PATH%
%PATH%を付けないと既存のPATHに設定されていた内容が消えてしまいます。
パスの末尾に「C:¥temp」を追加する
path %PATH%;C:¥temp
%PATH%を付けないと既存のPATHに設定されていた内容が消えてしまいます。
パスを「C:¥temp」のみにする
path C:¥temp;
既存のPATHに設定されていた内容は消えてしまいますのでご注意ください。
備考
- 複数のパスを設定する時は、「;」(セミコロン)で区切ります。
- pathコマンドで設定した内容は、現在のコンソール内のみ有効です。