sc create
sc createは、サービスを作成するコマンドです。
構文
- (構文)
- sc [¥¥マシン名] create <サービス名> [オプション]
パラメータ | 説明 |
---|---|
¥¥マシン名 | 操作対象のマシンを指定する ※省略時はローカルマシンが対象。 |
サービス名 | 対象サービス名を指定する |
オプション | 説明 |
---|---|
type= 値 | サービスの実行種類を指定する own:自身のプロセスとして実行する(既定値) share:共有プロセスとして実行する interact:対話型プロセスとして実行する kernel:カーネルとして実行する filesys:ファイルシステムドライバとして実行する rec:ファイルシステム認識ドライバとして実行する adapt:アダプタドライバとして実行する userown:自身のユーザモードとして実行する usershare:共有のユーザモードとして実行する |
start= 値 | 開始方法を指定する auto:自動 delayed-auto:自動(遅延) demand:手動(既定値) disabled:無効 boot:ブート system:システム |
error= 値 | 起動時にエラーが発生した場合の動作を指定する normal:エラーを表示して起動を継続する(既定値) severe:前回正常起動時の構成で起動する critical:前回正常起動時の構成で起動し、それでもエラーの場合は起動を中断する ignore:起動を継続する |
binPath= 値 | サービスとして実行するexeのパスを指定する |
group= 値 | サービスが所属するグループを指定する |
tag= yes|no | Tagレジストリを使用するかどうか (startがstartまたはbootの場合のみ有効) yes:Tagレジストリを使用する no:Tagレジストリを使用しない |
DisplayName= 値 | サービスの表示名を指定する |
obj= 値 | サービスを実行するユーザ名を指定する |
password= 値 | objで指定したユーザのパスワードを指定する |
サンプル
サービス「myService」を作成する
C:¥>sc create myService binPath= "C:¥myService.exe"
[SC] CreateService SUCCESS
サービス「myService」を作成し、自動起動する
C:¥>sc create myService binPath= "C:¥myService.exe" start= auto
[SC] CreateService SUCCESS
サービス「myService」を作成し、自動起動、表示名="マイサービス" で作成する
C:¥>sc create myService binPath= "C:¥myService.exe" start= auto displayname= "マイサービス"
[SC] CreateService SUCCESS
備考
- sc createコマンドの実行は、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。
- オプション指定時、=の後ろには必ず半角スペースを入れてください。
- 既存のサービスの構成を変更したい場合は、sc configコマンドを使用します。