Windowsコマンド虎の巻

eventcreate

eventcreateはイベントログを出力するコマンドです。

解説

コマンドでイベントログを出力することができます。

実行時はコマンドプロンプトを「管理者として実行」する必要があります。

構文

(構文)
EVENTCREATE [オプション]
【オプション】
オプション説明
/T 種類イベントログの種類を指定する
 SUCCESS:成功
 ERROR:例外
 WARNING:警告
 INFORMATION:情報
※/Tオプションの指定は必須です。
/S システム接続先のリモートシステムを指定する
/U [ドメイン\]ユーザーコマンドを実行するユーザーを指定する
/P パスワードユーザーに対するパスワードを指定する
/L 出力先ログの出力先を指定する
(systemやapplicationなど)
/SO ソースイベントログのソースを指定する
※省略時はeventcreate。
/ID IDイベントIDを指定する
※1~1000の数値が指定できます。
/D 説明イベントログの説明文を指定する
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

以下条件でイベントログを出力する
 「種類:成功、出力先:Application、ID:123、説明:イベントログテスト」

C:¥>eventcreate /T SUCCESS /L application /ID 123 /D "イベントログテスト" 成功: 種類が 'SUCCESS' のイベントが、'application' ログ内に、'EventCreate' をソースとして作成されました。

以下条件でイベントログを出力する
 「種類:例外、出力先:system、ID:987、説明:イベントログテスト」

C:¥>eventcreate /T ERROR /L system /ID 987 /D "イベントログテスト" 成功: 種類が 'ERROR' のイベントが、'system' をログとして作成されました。

備考

  • eventcreateで出力したイベントログは、Windowsイベントビューアーで確認できます。
    (ファイル名を指定して実行⇒eventvwr で起動できます。)