type
typeは、テキストファイルの中身を表示するコマンドです。
解説
テキストファイルの中身を確認したい場合などに使用します。
typeコマンドでは一気に表示されるため大きなテキストファイルの場合は見づらいです。
1画面単位で表示したい場合は、moreコマンドをご利用ください。
構文
- (構文)
- TYPE <ファイル名> TYPE /?
「/?」以外のオプションはありません。
パラメータ | 説明 |
---|---|
ファイル名 | 対象ファイル名を指定する ※省略不可 ※絶対パス、相対パスどちらでもOKです。 |
オプション | 説明 |
---|---|
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
ファイル「hoge.txt」の中身を表示する
(hoge.txt)
あいうえお
かきくけこ
(実行例)
C:¥>type hoge.txt
あいうえお
かきくけこ
空のファイル「test.txt」を生成する
C:¥>type nul > test.txt
nulはNULLを表すリテラルです。(Linuxでいう/dev/null です。)
ファイル「aa.txt」の内容をファイル「bb.txt」に上書きする
C:¥>type aa.txt > bb.txt
bb.txtの内容は消えます
ファイル「aa.txt」の内容をファイル「bb.txt」に追加する
C:¥>type aa.txt >> bb.txt
bb.txtの内容の最後にaa.txtの内容が追記されます
備考
- typeの結果をリダイレクトすると、ファイルに出力することもできます。
関連項目
- more:テキストの内容を1ページ単位に表示する