Windowsコマンド虎の巻

ftype

ftypeは、ファイルタイプと実行するコマンドの関連付けの表示と設定を行うコマンドです。

解説

拡張子と対応するアプリの設定は下図のような仕組みとなっています。
ftypeコマンドでは、ファイルタイプと実行コマンド(アプリのパス)の紐づけを行います。

拡張子とファイルタイプの紐づけは、assocコマンドを使用します。

ファイルの関連付けの仕組み

構文

(構文)
FTYPE [ファイルタイプ[=[オープンコマンド文字列]]]
ファイルタイプファイルタイプ名を指定する
オープンコマンド文字列ファイルタイプに関連付けるコマンドを指定する

サンプル

ファイルタイプと実行するコマンドの関連付けの一覧を表示する

C:¥>ftype

ファイルタイプ「txtfile」の設定内容を表示する

C:¥>ftype txtfile txtfile=%SystemRoot%¥system32¥NOTEPAD.EXE %1

ファイルタイプ「test」とコマンドの関連付けを設定する

C:¥>ftype test=%SystemRoot%¥system32¥NOTEPAD.exe %1 test=C:¥windows¥system32¥NOTEPAD.exe %1

%1の箇所には、実行されたファイル名が渡されてきます。

ファイルタイプ「test」の関連付けを削除する

C:¥>ftype test=

備考

  • ファイルタイプと拡張子の関連付けは、assocコマンドで行います。
  • ftypeで設定した関連付けは、コンソールを閉じた後も有効です。

関連項目

  • assoc:拡張子の関連付けの表示と設定を行う