Windowsコマンド虎の巻

taskkill

taskkillは、プロセスIDまたはイメージ名を指定してタスクを終了するコマンドです。

解説

taskkillを使用すると現在起動しているタスク(プロセス)を終了させることができます。
終了させるタスクはプロセスIDで指定します。
プロセスIDは、tasklistコマンドで確認することができます。

構文

(構文)
TASKKILL [オプション]
【オプション】
オプション説明
/S システム名接続するシステム名を指定する
/U [ドメイン¥]ユーザコマンドが実行されるユーザコンテキストを指定する
/P パスワードパスワードを指定する
(リモートに接続する場合で必要な場合)
/PID プロセスID終了させるプロセスIDを指定する
※プロセスIDは、tasklistで確認できます。
/IMイメージ名を指定する
※イメージ名は、tasklistで確認できます。
/FIフィルターで指定する
/T指定したプロセスが起動したプロセスも終了させる
/Fプロセスを強制終了させる
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

プロセスID:6936を終了する

C:¥>taskkill /PID 6936 成功: PID 6936 のプロセスに強制終了のシグナルを送信しました。

プロセスIDは、tasklistコマンドで確認できます。

イメージ名(mspaint.exe)を指定して終了する

C:¥>taskkill /IM mspaint.exe 成功: プロセス "mspaint.exe" (PID 8984) に強制終了のシグナルを送信しました。

イメージ名は、tasklistコマンドで確認できます。

備考

  • オプションの接頭辞は、"/"でなく、"-"でもOKです。
  • オプションは小文字で指定してもOKです。

関連項目

  • tasklist:ローカルまたはリモートで実行中のプロセスの一覧を表示する