Windowsコマンド虎の巻

subst

substは、パスにドライブ名の割当て/解除を行うコマンドです。

解説

substコマンドで、任意のフォルダにドライブ文字を割り当てる事ができます。
エクスプローラーで割り当てたものは、substコマンドでは管理できません。

構文

(構文)割り当てられたドライブ名一覧を表示する
SUBST
(構文)ドライブ名を割り当てる
SUBST <ドライブ名> <パス>
(構文)割り当てたドライブ名を削除する
SUBST /D <ドライブ名>
【オプション】
オプション説明
/D割り当てたドライブを削除する
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

割り当てられたドライブの一覧を表示する

C:¥>subst X:¥: => C:¥temp1 Z:¥: => C:¥temp2

ドライブ名とパスの対応の一覧が表示されます。

パス「C:¥temp」にドライブ名「X:」を割り当てる

subst X: C:¥temp

現在のフォルダに対してドライブ名「X:」を割り当てる

subst X: %0\..

ドライブ名「X:」を削除する

subst /d X:

substコマンドのヘルプを表示する

subst /?

「help subst」でもOKです。

備考

  • substの語源は、substitute(代わりに用いる、代理をする)という英単語からきています。
  • substで設定したドライブ名は、コンソールを閉じた後も有効です。
  • エクスプローラーから割り当てたネットワークドライブは削除できません。
    (エクスプローラーから割り当てたドライブは、エクスプローラー上から解除してください。)