Windowsコマンド虎の巻

more

moreは、テキストの内容を1ページ単位に表示するコマンドです。

解説

テキストファイルの中身を確認したい場合などに使用します。

moreコマンドでは1画面単位に内容が表示されます。
一気に表示したい場合は、typeコマンドをご利用ください。

構文

(構文)
MORE [オプション] <ファイル名>
【パラメータ】
パラメータ説明
オプション下表【オプション】参照
ファイル名対象ファイル名を指定する ※省略不可
※絶対パス、相対パスどちらでもOKです。
【オプション】
オプション説明
/C内容を表示する前にコンソールをクリアする
/S複数行の空白行を1行の空白行に変換して表示する
+行数指定した行数から表示する
+Tnタブを半角スペースn個に置き換えて表示する
/?コマンドのヘルプを表示する

more中のコマンド

more中は以下のコマンドが使用できます。

【コマンド】
コマンド説明
Q終了する
[Space]1ページ進める
[Enter]1行進める
=現在の行番号を表示する
P 行数次のn行を表示する
S 行数次のn行をスキップする
F次のファイルを表示する

サンプル

「aa.txt」ファイルの内容を1画面単位に表示する

C:¥>more aa.txt

「aa.txt」ファイルの内容を100行目から1画面単位に表示する

C:¥>more +100 aa.txt

拡張子が「.txt」ファイルの内容を1画面単位に表示する

C:¥>more *.txt

備考

  • more表示を抜けるには、[q]を押します。

関連項目

  • type:テキストファイルの中身を表示する