chkdsk
chkdskは、ドライブのエラーチェックと修復を行うコマンドです。
解説
chkdskコマンドではドライブのエラーチェックと修復を行うことができます。
対象はファイルシステムのエラーが対象で、ハードディスクのエラーを
対象とするものではありません。
構文
- (構文)
- CHKDSK [ドライブ文字] [オプション]
オプション | 説明 |
---|---|
/f | ディスクのエラーを修復する |
/r | 不良セクタを自動回復する |
/v | ディスクの全ファイル名を表示する |
/? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
カレントのドライブのチェックのみを行う
C:¥WINDOWS¥system32>chkdsk
ファイル システムの種類は NTFS です。
ボリューム ラベルは Windows です。
警告: /F パラメーターが指定されていません
CHKDSK を読み取り専用モードで実行します。
ステージ 1: 基本のファイル システム構造を検査しています ...
800512 個のファイル レコードが処理されました。
ファイルの検査を完了しました。
フェーズの継続時間 (ファイル レコードの検査): 16.79 秒。
17693 個の大きなファイル レコードが処理されました。
フェーズの継続時間 (孤立ファイル レコードの回復): 0.00 ミリ秒。
0 個の問題のあるファイル レコードが処理されました。
フェーズの継続時間 (不良ファイル レコードの検査): 0.40 ミリ秒。
...
上記は実行例です。
Cドライブのチェックを行う
chkdsk c:
現在のディスクのエラーを修復する
chkdsk /f
修復と自動回復を行う
chkdsk /r /f
Cドライブのチェックと修復を行う
chkdsk c: /r
備考
- chkdskの実行は、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。
- オプションを付けずにchkdskを実行するとチェックのみ行うので、安全に実行できます。