format
formatは、ディスクをフォーマットするコマンドです。
解説
フォーマットをすると保存されているデータが全て消去されるので、 実行には十分ご注意ください。
構文
- (構文)
- FORMAT <ドライブ文字> [オプション]
| オプション | 説明 |
|---|---|
| /FS:ファイルシステム | ファイルシステムの種類を指定する NTFS:NTFS FAT:FAT FAT32:FAT32 UDF:UDF ReFS:ReFS |
| /V:ラベル | ボリュームラベルを指定 |
| /Q | クイックフォーマットで実行する |
| /A:サイズ | アロケーションユニットサイズを指定する |
| /F:サイズ | フロッピーディスクのサイズを指定する (例)1.44 |
| /C | (NTFSのみ有効)新しいボリューム上に作成されたファイルは既定で圧縮する |
| /X | 必要であればボリュームのマウントを解除する |
| /T:トラック数 | ディスク片面のトラック数を指定する |
| /N:セクター数 | トラックあたりのセクター数を指定する |
| /S:状態 | 短いファイル名のサポートを指定する enable:サポートする disable:サポートしない(デフォルト) |
| /TXF:状態 | txfの有効/無効を指定する enable:有効(デフォルト) disable:無効 |
| /LogSize:サイズ | (NTFSのみ有効)ログファイルサイズをKB単位で指定する (最小値は2MB。2MBより小さい値を指定すると2MBになる) |
| /NoRepairLogs | (NTFSのみ有効)NTFS修復ログを無効にする |
| /? | コマンドのヘルプを表示する |
サンプル
DドライブをNTFSでフォーマットする
format d: /FS:NTFS
Dドライブをクイックフォーマットし、ラベルを「TEST」とする
format d: /Q /V:TEST
コマンドのヘルプを表示する
format /?
備考
- 最新のファイルシステムは「NTFS」で、これが現在は一般的なものです。