Windowsコマンド虎の巻

sc start

sc startは、サービスを開始するコマンドです。

構文

(構文)
sc [¥¥マシン名] start <サービス名>
【パラメータ】
パラメータ説明
¥¥マシン名操作対象のマシンを指定する
※省略時はローカルマシンが対象。
サービス名開始対象サービス名を指定する

サンプル

ローカルマシンのサービス「Tomcat8」を起動する

sc start Tomcat8

サービスの起動完了を待たずしてコマンド制御が戻ります。(備考欄参照)

マシン名「server01」のサービス「Tomcat8」を起動する

sc ¥¥server01 start Tomcat8

サービスの起動完了を待たずしてコマンド制御が戻ります。(備考欄参照)

備考

  • サービス名は表示名とは異なる場合があるのでご注意ください。
  • サービスを起動するコマンドには net startコマンドもあります。
    違いは、scコマンドは非同期(サービスの起動完了を待たずにコマンド制御が戻る)ですが、 netコマンドは同期(サービスの起動完了を待ってコマンド制御が戻る)という違いがあります。

関連項目

  • net start:サービスの開始と確認を行う
  • net stop:サービスの停止を行う
  • net pause:サービスの一時停止を行う
  • net continue:一時停止中のサービスを再開する