Windowsコマンド虎の巻

reg export

reg exportは、レジストリをregファイルにエクスポートするコマンドです。

解説

レジストリの内容をregファイルへ出力します。

出力したファイルはテキスト形式なので、テキストエディタ等で内容を確認できます。

regファイルは、reg importコマンドで取り込むことができます。

構文

(構文)
REG EXPORT <レジストリキー> <regファイル名> [オプション] REG EXPORT /?
【パラメータ】
パラメータ説明
レジストリキー表示するレジストリキーを指定する
※ルートキーは以下のように省略表記できます。
・HKEY_CLASSES_ROOT ⇒ HKCR
・HKEY_CURRENT_USER ⇒ HKCU
・HKEY_LOCAL_MACHINE ⇒ HKLM
・HKEY_USERS ⇒ HKU
・HKEY_CURRENT_CONFIG ⇒ HKCC
regファイル名エクスポートファイル名を指定する
【オプション】
オプション説明
/y既存ファイルがあっても強制的に上書きする
/reg:3232bitレジストリビューを使用する
/reg:6464bitレジストリビューを使用する
/?コマンドのヘルプを表示する

サンプル

レジストリキー「HKCU\sample」の内容を「export.reg」へエクスポートする

C:¥>reg export HKCU\sample export.reg この操作を正しく終了しました。

レジストリキー「HKCU\sample」の内容を「export.reg」へ強制上書きエクスポートする

C:¥>reg export HKCU\sample export.reg /y この操作を正しく終了しました。

既存ファイルがあっても強制的に上書きされます。

reg exportコマンドのヘルプを表示する

C:¥>reg export /?

備考

  • /yオプションを指定せず既存ファイルが存在する場合は、確認メッセージが表示されます。

関連項目

  • reg:レジストリに関する操作を行う
  • reg export:レジストリをregファイルにエクスポートする
  • reg import:regファイルからレジストリをインポートする