Windowsコマンド虎の巻

fsutil repair

fsutil repairは、ファイルの自己復旧機能を管理するコマンドです。

解説

zzz

構文

(構文)ボリュームの破損ログのエントリの列挙
fsutil repair enumerate <ボリュームパス名> [<ログ名>]
【ログ名】
ログ名説明
$Corruptボリューム内の確認済みの破損(既定値)
$Verifyボリューム内の未確認の破損

(構文)ファイルの修復の開始
fsutil repair initiate <ボリュームパス名> <ファイル参照番号>
(構文)ボリュームの自己復旧の状態の照会
fsutil repair query <ボリュームパス名>
(構文)ボリュームの自己復旧の状態の設定
fsutil repair set <ボリュームパス名> <フラグ>
【フラグ】
フラグ説明
0一般修復を無効にする
1一般修復を有効にする
9修復を有効にし、データの損失について警告する
0x10修復を無効にし、最初の破損に対してバグチェックを1回実行する

(構文)ボリュームの破損状態の照会
fsutil repair state

コマンドプロンプトを「管理者として実行」する必要があります。

(構文)修復が完了するまで待機
fsutil repair wait <ボリュームパス名> [<待機の種類>]
【待機の種類】
待機の種類説明
0すべての修復が完了するまで待機(既定値)
1現在の修復が完了するまで待機

サンプル

Dドライブの破損ログのエントリを列挙する

fsutil repair enumerate d:

Dドライブの自己復旧の状態を照会する

fsutil repair query d:

ボリュームの破損状態を照会する

fsutil repair state

備考

  • コマンドによっては、コマンドプロンプトを管理者として実行する必要があります。

関連項目

  • fsutil:NTFSファイルシステムに関する操作を行う